くもん挫折者の私が、娘にくもんの算数ドリルを買ってみたら
みなさんこんにちは。娘もだんだん大きくなってきて、やはりこれからの時代は算数が必要になってくると思っているので、くもんのドリルを買ってみました。
私は子供の頃くもんに通っていましたが、宿題量に挫折しまいやめてしまった経験があります。通塾だとあの辛い思いを娘にさせる可能性があるので、まずはくもんのドリルでどんな反応だったかを見ていきます。
娘はそこまで勉強が得意というわけでも苦手というわけでもありませんが、算数に関しては多少苦手意識をもっている程度だと思います。
しかし算数というのはできるようになればその分好きになっていく科目なので、くもんの算数ドリルを通して計算力がつけば、きっと算数が好きになるだろうと思っていました。
- ドリルはじめてから数日間の様子
- 娘、数週間で飽き始める
- テスト結果、そして・・・
- くもんの欠点
- まとめ
1.ドリルはじめてから数日間の様子
算数ドリルをやり始めた最初のころは、嫌々ながらもそこそこやってくれて、計算力がついていくのがよくわかりました。はじめは手間取っていた二桁の計算も、数をこなすにつれコツをつかんだのか、だんだんと解くスピードが速くなったかのように思います。
ドリルを始めて数日たった頃学校で計算のテストがあったらしく、ちょうどその分野をくもんのドリルで勉強していた娘は高得点を取れたみたいで、喜んで帰ってきました。
その効果もあってか、娘は以前より進んでドリルをこなすようになりました。
2.娘、数週間で飽き始める
しかし始めて数週間ほどたつと、娘はドリルに手をつけなくなっていきました。なぜやらないのかと聞くと、「できないからやりたくない」、「つまんない」というばかり。私は「それでも勉強はやらなきゃいけないものだから」と娘に無理やりドリルを解かせ続けました。
ドリルを始めてから1ヶ月ほどたつと、娘の抵抗は強くなりました。やれと言っても「いやだ」と言って勉強に手をつけようとしません。
また計算テストがあったらしいのですが、点数は以前より少し下がっていました。
3.テスト結果、そして・・・
テストの点数も下がっているからとどうにか娘にドリルを解かせ続けましたが、その月の算数テストの結果を見て、私は考えを改めることになりました。
計算問題に関しては、平均点以上の点数を取れていたのですが、図形問題や時計問題が壊滅状態だったのです。
確かに私は、算数は計算さえできればどうにかなると思い娘に計算問題ばかりやらせていて、他の分野の問題には全く手を付けさせていなかったのです。
どうしてこうなってしまったんだろう。その原因を追究したとき、私はくもんの欠点に気づいてしまったのです。
4.くもんの欠点
1.計算問題オンリー
確かにくもんは、学年にとらわれずに先取り学習ができ、計算力をつけるにはもってこいのシステムであり、ドリルの内容も良いと思います。
しかし、決定的な欠点の一つは「計算問題しかない」ということです。どんなに計算が速くでき、小学2年生にして3ケタの掛け算割り算ができたところで、それだけしかできないのであれば学校のテストで高得点を取るのは無理な話です。
テストでは計算問題だけでなく、その他の図形問題や文章題、なぞなぞのような考えさせられる問題も解けなければなりません。
その上最近の小学校の指導要領では、計算問題でなく思考力を問われる問題がメインになっているらしく、ますます肩身の狭い思いをすることとなります。
2.単純作業で飽きてしまう
二つ目の欠点としては、計算という似たような単純作業を繰り返すために、子供がすぐ飽きてしまうという点があります。
よほど算数が、計算が好きな子供でない限り、ずっとあの計算ドリルを解き続けるのは骨が折れることでしょう。
またドリルでは先生がいないため、つまづいて解けなくなってしまうとどんどんやる気がなくなってしまい、余計やらなくなってしまうのだと思いました。
5.これからの新しい勉強法
ではこれらの欠点を踏まえた上で、どういった勉強法をすればよいのでしょうか。
1.豊富な問題を取りそろえた教材を用いる
まずは計算問題だけでなく、図形問題や時計の問題など、考える力が必要な問題も多く取り揃えた教材がいいと感じました。
計算問題に関しても数をこなすのではなく、文章題を織り交ぜてあるなど、より実践的な出題の仕方がなされてるとなお良いですね。
2.子供が飽きない工夫をする
しかし、ただ問題を豊富にしたところで子供が飽きてしまっては元も子もありません。どうにかして子供が勉強に飽きないようにする工夫が必要だと感じました。
たとえば問題を一通りといたら何かご褒美を用意するだとか、そもそもの教材がゲームのようになっていて子供が楽しんで学習できるとか。飽きずに、算数を好きになってくれるような教材、システムがあれば素晴らしいなと思いました。
3.くもんの良さもキープしたい
くもんはたしかに欠点もありますが、やはり先取り学習という点においては、私は一目置いています。なのでこれまでに挙げたポイントを揃えつつ、くもんのように先取り学習もできるような教材があれば、私は迷わず購入してしまうと思います。
まとめ
今までさんざん偉そうにくもんさんの悪口を挙げ「こんな教材があったらいいな」と願望まで列挙した私ですが、正直なところその願望に見合う教材が見つかっておらず頭を抱えています。
もしちょうどいい教材があれば、すぐに娘にやらせてみようと思います。
もちろんくもんさんはくもんさんで立派な教育機関であり教材であるので、全否定するつもりは到底ありません。
人それぞれ合う合わないがあると思うので、くもんのやり方が合うお子さんにはそのままやらせてあげるべきだと思います。ただ私の娘は私に似て飽き性だったみたいですね。(笑)
娘が楽しんで自分から勉強できるような教材を見つけられるよう、お父さん、頑張りたいと思います!